学校の友達みんなでハマった最高傑作ゲーム
小学生4,5年生ぐらいのときにクラスのみんなでハマったゲームがあります。
多くのモンスターが登場し、それらを育成しながらストーリーを進める形式です。対戦機能もあります。
ポケモンではありません。
その名は
この神ゲーたるゲームを熱くマニアックに語っていきたいと思います。(マニアックすぎてわかりづらいところも多々ありますが、逆にそれをお楽しみいただければ幸いです)
《そもそもデジモンとは》
・当時大きなブームを巻き起こしていた『たまごっち』を男子向けにしたようなもの。
・手のひらに収まるぐらいのキーホルダー型液晶画面ゲーム機『デジタルモンスター』。
・私が初めて手にしたものは『デジタルモンスターver.2』です。
・始めて成長期に進化したときの感動。
・ウンコを流さないとどんどんと溜まっていく小学生が大好きそうな珍システム。
・成熟期になったときの画面の窮屈さ。
・死ぬときに3分ほどずー―――――っと流れる電子音『ピー――――』。
・この死の『ピー』を他の端末で育成しているデジモンが聞いたら、そいつも死んでしまうかも!できるだけ遠ざけるんだ!と、当時は真剣だったが今となっては良い思い出の小学生理論あるある。(私の地元だけかも)
・幾度の世代を重ね、完全体にした時の友達への優越感。
それが、『デジタルモンスター』です。(ちょっと違う)
《デジモンワールドのセンスあるゲームデザイン・マップ編》
・ジジモンの家が、空き缶と段ボール
・畑から肉が取れる。
・ところどころにある、巨大なコンセントのコードや差込口。
・木の根っこがコンセントみたいになっている。(この木は電気で生きているのか?)
・ムゲンマウンテンの外観と内観の壮絶なギャップ。(あれ?全然山じゃなくね?)
・フリーズランド入り口に堂々とあるストーブ(ここにいるデジモンは寒いのが好きなんじゃないの?)
・電子レンジみたいな外観のレストラン。
・オーガトリデのぐちゃぐちゃ感
・してしまった野グソは、何があっても自然消滅はしない。(ヌメかスカでお掃除しなければなりません。)
正統な続編『リデジタイズ』や『ネクストオーダー』含め、デジモンワールドのマップセンスはおかしい(誉め言葉)
《デジモンワールドのセンスあるゲームデザイン・戦闘編》
・リアルタイムで進行する。
・開始時の『ピコピコピコピコ』という音が、液晶携帯ゲーム機の要素をしっかりとくみ取っており、鳥肌。
・技を出すタイミングが特に重要。(アイススタチューぶっぱ、バグぶっぱは自重。スピットファイアー連打は許可。必殺技を打つ際の駆け引きは最高です。)
・出の早い小技か、溜めは長いが威力のある大技か、戦略性がおもしろい。
・すべての技がいちいちカッコいい。
・効果音が最高に壮大でクール。(リデジは効果音がすこしショボくて残念)
・毒状態になると走れなくなり、むしろ継続ダメージよりも脅威
・一対多の戦闘のときに、全体技でまとめて攻撃したときの爽快感。
・話しかける場所によっては、近距離攻撃が全く当たらない中途半端な画面で固定されてしまい、さらに不幸にも遠距離攻撃をセットしていなかったときの悲壮感。
・闘技場の戦闘前のステータス紹介と技一発披露がかっこよすぎる。
・闘技場での戦闘時は、いろいろな視点に切り替わるので戦闘状況を見極める分にはアレだが、動画的な見栄えはすばらしい。
・汚物系の技の尋常ではないウンコの量。
・完全体にのみ許された最強の属性『機械』が、属性相性的にも技性能的にも最弱。
・液晶化の際の『ボイーーーーンボイーーーーーンボイボイボィボィ、シュパッ』がシュール
《まとめ》
初代デジモンワールドは本当に傑作です。『リデジ』も『ネクストオーダー』も素晴らしいゲームではありますが、この完璧な初代はなかなか超えられない。
初代は足音や鳴き声も含め一体一体丁寧にモーションが作りこまれています。(『リデジ』も『ネクストオーダー』もモーションは少なく、しかも滑るように移動するんですよね。)
物語は一本道ではなく、かなり自由度が高いため、いろいろな進め方ができます。
そんなデジモンワールドという超神ゲ―が存在したことを、今の子どもも知ってくれることを願って。
またデジモンワールドの素晴らしさを伝える記事を書ければと思いますので、その時はよろしくお願いいたします。