ゼノブレイドクロスの続編を切実に望む
こんにちは。
みなさん、オープンワールドゲーの最高傑作といえば何を挙げるでしょうか?
ゼルダ?
たしかに最高傑作です。
しかし、私の中の最高傑作はゼノブレイドクロスただ一つでございます。
ちなみに私はゼルダも初代ゼノブレイドもゼノブレイド2もやったことがありません。
ゼノブレイドクロスは、世間的にはかなり賛否両論のあるゲームです。
その否の大部分はマネキンのようなモデリング、パッとしないモーション、薄っぺらで未完のストーリー、見づらいUIがよく取り上げられております。
しかし、この4つ、ちょっと待ったー!
今日はその4つを、一部ではなく総合的に見ていきましょう。きっとゼノブレイドクロスの評価が変わるはず!
モデリングについて
たしかに人物の顔のモデリングはまぁ普段から美形やアニメ調のものに慣れ親しんでいる人にとっては受け付けないところもあるでしょう。
世界観には合ってるとは思いますが、ちょっと頬がぷっくりしすぎ感もなくもない・・・。
まぁ、ゼノブレイドクロスは一般的には顔はあれかもしれません。
しかし、衣装(装備)がおかしいほど充実しています。
特に偽りなき真心堂の衣装(装備)は良き。すんばらしいセンスでございます。ごちそうさまです。
さらに、超優良機能、主人公のモデリングでなんとバストサイズが調節可能!
私はもちろん迷いなく最大にしました。
若干不自然に思わなくもないですが3分も経てば全く気にならなくなります。
めっちゃカメラ寄せていろいろな角度から見たり、揺らそうとしたり、どうでもいいこと有意義なことに時間を惜しみなく使いました。
最大バストと衣装の組み合わせで、天国に行けます。何時間も時間泥棒されました。
また、原生生物のモデリングはなんのネタもなく純粋に完璧だと思います。
ミレザウロのデザインは特に秀逸です。(首が実は首じゃなかったところも含めて)。
ルキオラも初めて遭遇した時の感動は今でも忘れません。
原初の荒野でまだレベルも低いのに低空飛行してめっちゃ接近してきた時は本当に焦りました。
さらに、何と言ってもドールのデザインはマジで頭イッてるでしょう。
装備したものを忠実に反映しているし、変形までするし、変形しても装備品はしっかり整合を保ったまま。
おかしい。
このセンスと技術力は本当に頭おかしい。
あとコックピットモードかっこよすぎ。考えた人と設計した人は頭おかしい。
そしてフィールド。これはどこにも文句がつけられない。
何だこのワクワクしかしない世界は。
秘境や絶景見つけた時は超感動。
物理法則を完全に無視した形にも自然のたくましさを感じます。
まさかのところにある洞窟。
マップの密度がすごい。ずっと探検できます。いけないところは本当にない。(海の見えない壁の向こうは流石に許してあげてください)
時間の概念のほかにも、天候もちょくちょく変わる。
その地特有の天候があまりにも美しすぎて、地球がしょぼく見えます。
これを超えるオープンワールドはマジで今後ありうるのだろうか。
まとめると
人物モデリング 5/10点
原生生物や敵キャラ 15/10点
ドール 30/10点
フィールド 50000000/10点
で合計50000050/40点
モデリング部門、総合的に見ると、軽く限界突破でごさいます!
パッとしないモーションについて
ムービー中、あまりに棒立ちな主人公。
戦闘中アーツのモーションも地味。
たしかにそこら辺のモーションは残念ですね。
特にスナイパーライフルとジャベリン系のほとんどのアーツのモーションは地味です。
ただ、実はめちゃくちゃカッコいいモーションのアーツも意外と隠れています。
以下のアーツのモーションはなかなかかっこ良きです。
それぞれロングソードとフォトンソードの初期技的ポジションのアーツです。よく見るとこの二つ、対になっとおります。
流星剣は一回転、ザシュザシュ!
んー。このこだわり、地味にすこ。
流星桜花
剣で3撃、最後にまさかのサマーソルトキック。
フォトンソードは剣技だけでなく足技も組み込まれています。
スターライトビート
フォトンソードアーツの大技。流星剣、流星ロンド、流星桜花ときて、最後がまさかのカタカナ!そのセンス、すこ。
そしてこのスターライトビートのモーションは剣で切ったりキックしたり、クルクルしながらズババババと、合計12ヒット攻撃。
最高にクールです。
この動きには、ジェ◯イも惚れる。
ストリームエッジ
デュアルソードの割と初期から使える技。スターライトビートほどではないが、いい感じにクルクルしながらスバッズバッズバッと気持ちよく剣舞していきます。
ボルテックス
飛び上がって槍を地面に突き刺し、魔方陣みたいな聖なる光がポワーと溢れ出る技です。
上記のアーツと比べエフェクト面でかっこ良きアーツです。
バヨネットアーツ
ほとんど同じモーションでめっちゃ地味なスナイパーライフルですが、この技だけ異様にキレがありカッコイイ!
銃をくるっと回してバンッ!くるっと回してバン!背面にくるっと回してバン!と3ヒットの攻撃。ぜひどこかで一度見てください!
威力も高いのでスナイパーライフル使い必須のアーツです。
ドールのモーション
インナーと比べ、ドールのモーションはものすごく凝っています。ほとんどのアーツはダイナミックですし、超兵器とかいうスーパーな大技が何種類もあります。モーションはドールに全振りしたんじゃないかというレベル。YouTubeにまとめ動画とかいろいろあるので、ぜひ見てみてください。
まとめると
インナーアーツモーション 6/10点
原生生物や敵キャラモーション 5/10点
ドールモーション 8/10点
ムービー中のモーション 2/10点
で合計21/40点
モーション部門、総合的に見るとまずまずの点数というところでしょうか。ただ、カッコいいモーションもしっかりありますので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。
薄っぺらで未完なストーリーについて
ゼルダもやろうと思えば30分でおわる。
ゼノブレイドクロスもメインストーリーだけなら一瞬で終わってしまいます。
しかし、絆クエとノーマルクエを並行してやれば、逆にこれほど濃い世界を描いたゲームもなかなかないのではないかと思います。
確かにメインのストーリーは賛否あるかもしれませんが、私は結構好きです。
また、サイドストーリーとしてバイオハザードみたいなことが起こったり、タイムマシン作っちゃうおっさんがいたり、殺人事件が起きたり、まさかの助手さんの裏切りだったり、各異星人の面白い習慣や思考の違いだったり。
エンディング後にも様々な謎が残ってはいますが、その後も生き残ったデファニアを殲滅したり、異星人代表決めたり、様々なクエストが追加されてまだまだストーリーは続きます。
そもそもこのゲームは、一本の長いストーリーというよりは、日常だったり小さい事件だったり惑星ミラでのオムニバス形式の物語という感じです。
完クリするまでは本当に長い。
実際、現実はこんなかんじですよね。
必ずしも全てが解決するわけではない。
全てが解明するわけではない。
また、人がたくさん交錯していきているのだから各地で沢山の何かが起こっている。
もちろん後味の良い終わり方もすれば迷宮入りな終わり方もある。
場合によっては人も死ぬ。
ゼノブレイドクロスは作り物感のある都合の良いストーリーではなく、文字通り一つの惑星をそこで紡がれる物語含めリアルな世界感で作り上げた。
そう考えると、ゼノブレイドクロスはあまりにも濃いのです。
まとめると
メインストーリー 7/10点
ノーマルクエスト 50/10点
シンプルクエスト、その他 4/10点
で合計81/40点
ストーリー部門、総合的に見ると、普通に良作でごさいます!
見づらいUIについて
ユーザーインターフェースの、文字が小さかったり、システムが説明不足すぎたりわかりにくい。
すみません。これは確かに全くもってそのとおりでございます。
これだけ沢山の要素を入れた世界、情報量も果てしなく、画面になんとか収めるのにスタッフさんも並々ならぬ試行錯誤と最適化を計ったことかとご想像申し上げます。
しかし、人間何事もある程度使っていると慣れるものでございます。300時間以上プレイした今の私には、もはや手足のように動かせるも同然でございます。
ミラ住人歴1年もすれば、全く不便ないことと存じます。むしろ莫大な情報量をこのUIで瞬時に適切に把握できていることでしょう。
まとめると
見やすさ 4/10点
情報量 15/10点
機能性 6/10点
見た目 6/10点
で合計31/40点
UI部門、総合的に見ると、・・・・まぁ普通でごさいます!
あまりに要素を詰め込みすぎて、確かに気軽にゲームをしたいなーという人にとってはとっつきにくいゼノブレイドクロス。
しかし、このゲームには、神のごときセンスと技術により、とんでもなく壮大な世界が創造されています。
技術力は、確実に世界でもトップレベルでしょう。
ぜひもっともっと多くの方に、この惑星ミラを探検していただき、その世界観と技術力を改めて評価していただければ幸いです。
その技術力を持って、ルーの真の姿、ラオのその後、主人公の本当の生い立ち、もう一つの勢力ゴースト、あの方の正体などを明かした、続編ゼノブレイドクロス2がこの世に誕生することを心待ちにしております。