ちょっとしたこと日記

趣味や好きなもののことを書いていきます。

卓球観戦がより面白くなる、初心者のための基礎知識

こんにちは。私です。

 

2016年リオデジャネイロオリンピックにて男女とも団体銀メダルを取った日を境に、日本ではスーパー卓球ブームが到来しています。

 

かくいう私も、実は中学から現在に至るまでずっと卓球を続けており、昨今の卓球ブームは大変うれしく思っております。

 

 

卓球のテレビ中継もかなり増え、卓球をしたことがない人も卓球を観る機会が多くなったことと思います。

 

しかし、卓球は回転の要素があまりにも複雑なため、ある程度の基礎知識がない人はきっと「全部強く打てばいいやん。なんで打たんのやー」的な感想を持っていることでしょう。

 

 

ちなみに全部強く打てないのは、卓球は回転によって”できること”が制限されているからです。

回転によって技を使い分けないと台に入らないのです。逆に、回転によって相手の行動を制限できちゃいます。その超高速で適切な技の判断を迫られるところが、100m走をしながらチェスをするスポーツなのです。

 

 

今日はそんな感じで、卓球中継を観ていて疑問に思うであろうことに、卓球歴16年の私がお答えしていきましょう。(戦歴は聞かないでください)

 

卓球をやったことはないけどテレビでよく観るわーって人や部活で始めたての中学生は必見です!

 

 

 

Q.サーブの時、選手はなんでほとんどゆっくりなサーブばかり出すの?全部めっちゃ速い高速サーブ出せばいいじゃん。それとも高速サーブはプロでも意外と難しいの?

 

A.高速サーブ、いわゆるロングサーブのことですね。

実は中~上級者に対してロングサーブ含め”レシーバーのコートで2バウンドする前に台からはみ出るサーブ”は、基本的に返り討ちにあいます。意表を突いたりでもしない限り、めっちゃ強く打ち返されます。

なので、基本的には強く打たれにくい短いサーブ(レシーバーのコートで2バウンドするサーブ)を出すのです。これがゆっくりなサーブの正体です。

ただ、その強く打たれにくいはずの短いサーブを強く打てる”チキータ”という技が近年広まっております。

チキータに対してはロングサーブが有効です。

つまり、基本的にはゆっくりなサーブ(短いサーブ)で相手に強く打たせないようにするが、相手がその短いサーブをチキータしようと狙ってきそうなタイミングを読んでたまに高速サーブ(ロングサーブ)を出すというのが、セオリーとなります。

 

Qドライブとスマッシュって、何が違うの?

どちらも攻撃的な打法で、なおかつスイングも非常に似ていますね。ボールを上方向にこするように打つのがドライブ、ボールを後ろから叩くように打つのがスマッシュという認識が一番わかりやすいかと思います。

ドライブは強烈な前進回転がかかっており、ボールが沈むような軌道を描きます。

スマッシュはドライブほどは回転がかかっておらず、比較的直線的な弾道になります。

 

といっても、明確な線引きがあるわけではなく、例えばこすりつつ叩くように打ったものは、ドライブともスマッシュとも呼べなくもないですね。打った人がドライブのつもり(回転をかけたつもり)ならドライブ、スマッシュのつもり(叩いたつもり)ならスマッシュでいいでしょう。こだわる必要はありません。

ちなみに男子はほとんどドライブ(のつもり)、女子は巧みに使い分ける人が多いイメージです。

 

 

Q.中国強すぎね?

 

A.まったくもって、強すぎます。中国選手は絶対数が多すぎるため、世界ランクが低くてもめちゃくちゃ強い選手が多いのです。中国選手の世界ランクは全然あてにならないので、ランクが低くて無名であっても中国選手との対戦はものすごく怖いのです。

 

 

 

Q.最近の卓球選手、イケメンや美少女が多くね?

 

A.そうですね。きっとイケメンや美少女が卓球をやるのではなく、卓球をやったことによってその人がイケメンや美少女になるのでしょう。

 

 

Q.ジャストミートって何?

 

A.卓球をする人でジャストミートという単語を使う人はまずいません。福澤さんの専用単語かと思われます。たぶんきれいに決まったスマッシュのことでしょう。

 

 

Q.全部エッジ狙えばいいじゃん。さすがにプロでも難しいの?

 

A.難しいです。

 

 

 

 

質問、随時募集中です!

もしお時間ありましたら、是非コメント欄にお願いいたします!